ぎっくり腰-1

ぎっくり腰の原因は?ほとんどの場合、第1腰神経、第2腰神経の圧迫です。

圧迫の度合いによって痛さやギクッという衝撃は異なります。

神経圧迫は腰骨の構造がずれたり捻じれたりして、健全な状態では起こりえないはずの、神経に対する圧迫が起こってしまうからです。

神経圧迫による痛みは虫歯をつついて「痛っ」という状況に似ています。

 

腰骨は5個あります。1番から5番まで、上から順番に番号が付けられています。

「腰骨」のことを専門的には「腰椎」といいます。

上から順番に第1腰椎~第5腰椎と呼ばれています。

 

5個の腰椎のすぐ下が骨盤です。

骨盤はベルトがかかる左右の骨とその真ん中にある尾てい骨が付いている骨の3個で構成されています。

それぞれが関節構造でつながっています。

この骨盤は関節構造になっていますから、ズレたり、捻じれたりすることがあります。

 

骨盤がずれたり捻じれたりすると、その上にある腰椎にズレやネジレを起こさせることになります。

1,2腰神経は支配域の脊柱起立筋という筋肉を支配しています、この部分の起立筋が働かないと腰の部分の脊椎を支えることが困難になりますから、さらに神経圧迫が起きます。神経圧迫が起きるたびにギクッ、ギクッと痛みや衝撃を覚えます。これがぎっくり腰の特徴的な状態です。

 

ぎっくり腰になったら,神経圧迫と同時に「筋肉の炎症や萎縮」が始まりますから、すぐに横になり(体重が腰にかからないような体勢を探して)身動きをしないでしばらく我慢しておくのが一番早く衝撃から逃れる方法です。

「筋肉の炎症や萎縮」が和らぐと症状も少し収まります。

この状態でも腰椎のズレやネジレは残っていますから構造的な神経圧迫は残っています。

 

ぎっくり腰の問題点は:

    脊椎の構造的なズレやネジレ

    発症後の神経そのものや周囲筋肉の筋肉に起きた炎症や萎縮

【ぎっくり腰は腰椎捻挫ともいわれます。】

「足首の捻挫」とよく似た状況だと考えてください。

応急処置もほとんど「足首の捻挫」と同じです。

温めない、動かさない、が基本です。

 

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